栄養満点で調理の幅が広いトマトは食卓の味方。お店でトマトを買うとき、何かに気をつけて選んでいますか？どうせ同じお金を払うなら、いいものを選びたいですよね。そこでこの記事では、これさえ抑えておけばおいしいトマトが買える、というポイントを5つご紹介します。今まで特に何も気にせずに選んでいた、という方の参考になれば嬉しいです。
1.トマトを選ぶ際の5つのポイント
好みの産地、栽培方法を覚えておく
トマトと言っても、様々な種類があります。品種によって糖度や味がかなり違うので、自分好みの品種を覚えておくことが大事。多くのお店では原産地も併せて紹介されているので、チェックしましょう。
ヘタの鮮度がいいもの
これは基本中の基本。トマトの劣化はヘタから始まるので、ヘタを見れば一目瞭然です。収穫後すぐであればヘタは緑でピンっとなっていますが、収穫から時間が経つと、段々としなってきます。ヘタが黄色くなっていたり、黒ずんでいるものは避けましょう。ただ、パックづめにされているものは判断が厳しいので、形や表面の色から判断します。
赤みが均一で丸く重みがあるもの
真っ赤な色で丸みを帯びたものは、完熟に近い状態なので甘みがあります。ただ表面が柔らかいと完熟しすぎている可能性があるので、柔らかいものより固めのものを選ぶこと。触った時にハリがあるものは新鮮でおいしいです。また、色むらがあるものは水っぽいことが多いです。
傷や斑点がついていないもの
表面に傷がついていないことは大前提。傷やひび割れがある場合、その部分から腐敗が進み、一気に鮮度が落ちてしまいます。また、トマトをしっかりと見ると、表面に白っぽい斑点がついているものがあります。斑点がついているトマトは、甘くなかったり水っぽいものが多い傾向にあります。水っぽくて味が薄いトマトほどおいしくないものはないので、購入前にしっかりと斑点をチェックしましょう。
お尻に放射状の筋があるもの
ヘタとは反対側、お尻の部分を見てみると、中心からヘタに向かって広がる線が確認できます。これはトマトのスターマークとも呼ばれていて、この線が均等で濃く大きいほど甘みが強いとされます。反対にこの線がないものは酸味が強いトマトなので、酸味を活かせる料理に使うと良いでしょう。
2.トマトの豆知識
トマトが甘く美味しいのは春
トマトと言えば夏が旬だと思っている人も多いと思いますが、実は春のトマトが甘くておいしいです。夏場は気温の問題から糖度が上がりにくいので、この時期にトマトを買うのであれば高地で栽培されたものを選ぶといいです。
枝付きのものは日持ちする
スーパーでは一つ一つ個別で売られていることが多いので、枝付きのトマトを見かけることはあまりありません。ですが、枝付きで完熟したものは、栄養価が高く日持ちもします。もし枝付きのトマトを見つけたら、迷わず枝付きのものを選びましょう。
腐りかけのトマトの調理方法
多少柔らかい程度であれば生でも食べられますが、表面がかなりぶよぶよしてきたらスープや煮込み料理など加熱してから使いましょう。トマトは加熱することで、リコピンの吸収率が約3倍にもなるのでその点でも加熱料理はお勧めです。さらに腐敗が進むと、ひび割れを起こしそこからカビが生えてくるので食べずに処分してください。
赤いトマトと黄色トマトの違い
トマトの種類は世界で8000種以上あります。その中でも一口サイズの小ぶりのものはミニトマトと呼ばれ、赤いものに限らず黄色いものもあります。栄養成分はほぼ同じですが、黄色の方が栄養価が高いと言われています。見た目もいいのでサラダ料理にぴったり。ちなみにトマトよりもミニトマトの方が含まれているリコピンの量は多いです。スーパーで黄色いトマトを見つけたら、ぜひ購入して見みてください。
家庭菜園でお勧めの品種
気軽に栽培ができるのは、やはりミニトマト。その中でもお勧めなのは”イエローミミ”です。その名の通り、黄色いミニトマトですが完熟した実はとても甘くフルーツのようです。赤のミニトマトでお勧めなのが、”スイートドロップ(アイコ)”。家庭菜園でも実がつきやすいように品種改良されたミニトマトで、初心者でも失敗しづらいです。皮が厚く中央のゼリー部分が少ないことが特徴で、しっかりとした歯ごたえがあります。
3.まとめ
多くの野菜は新鮮かどうか見た目で簡単に判断できます。それぞれの野菜のチェックするポイントさえ知っていれば、よりおいしいものを選ぶことができます。トマトの場合は、ヘタや丸さ、表面の状態で新鮮かどうかを判断します。しあわせ農園では主にトマトの宅配サービスを行っています。トマト各種詰め合わせ(1.2kg)は1番人気の商品で、自信を持ってお勧めできます。トマトなのにフルーツのような甘みがあり、一度食べると病みつきになります。収穫したての新鮮なトマトをお届けいたしますので、興味がある方はぜひ一度ご注文ください。
